自分用に創の軌跡ワジの色塗り過程を記録しました。「SAIから引き継いだブラシ」配布終了してたの?!

アナログ主線
まさかカラーにすると思ってなかったのでKOKUYOの5mm grid ノ-FH204Sに落書きしてました。


デジタル着色
iPad版CLIP STUDIO PAINTとApple Pencil2を使用してます。
★使用ツール・ブラシ
- 水彩(純珪一さんのブラシセット)
- ぼかし(純珪一さんのブラシセット)
- 斜線 大(純珪一さんのブラシセット)
- SAIから引き継いだブラシ(ささきちさんのブラシ。現在はストアから削除済されてます)
- エアブラシ 柔らか (デフォルトで入ってるもの)
- 丸ペン (デフォルトで入ってるもの)
以前、イラストレーターの純珪一さんが公開していたブラシセットとささきちさんのブラシを使用してます。


ええ。今見たらSAIから引き継いだブラシ、削除済みだったみたいです。鉛筆系で代用できます。

ファイル作成
通販のお礼にL版でプリントしようと思ったので、1サイズ大きめのポストカードサイズで作成しました。
1サイズ大きめに作成して最後に縮小すると、アナログ線は綺麗に見える(→紡時ジャンルに居たときにリカさんが力説していた)
下塗り
自分はパーツ分けするとそこで力を使い尽くして完成しないままやる気を失うタイプです。
今回は本の表紙にするとかいうくらいのガチな作業ではないので、はみ出したものは透明色か消しゴムで消すというその場当たりな塗り方で進むことにします。


影
基本的な色を置いたら、彩度の高くない青や紫で影をざっくりつけました。


エッジを出したい場合は透明色で削り、
色だけグラデにしたい場合はエアブラシの透明色で削り、
境界ごとぼかしたい場合はぼかしを使います。


ここまでやるとそれっぽくなりました↓

影2(斜線ブラシ)
色を追加せずに影を表現できる「斜線」ブラシを愛用しています。

↓実際は下塗りとかを表示した上で作業してますがわかりやすいように下のレイヤーはオフで撮影してます


影3(全体グラデ・濃い影)



ハイライト
最高に楽しいハイライト入れ作業です。
SAI風ブラシで単純に白ハイライトを入れまくります。
細いところや入り抜きがスラッとしてる必要のあるところは丸ペン(デフォルト)を使用。
あと、アナログ線画も透明色で削ったりして調整してます(スクショ撮影は完成後なので、デジタル着色スクショは全て線画整え済になっちゃってるのですが、一番最初のカメラで撮った写真と比較すると目の睫毛のあたりや服の輪郭などが細くなってると思います)

↓ほんのりしかわからない程度ですが、左上の髪の毛に黄色い太陽光や、襟周りや腰まわりに反射光をいれました。


手書き文字のブラシは最高に楽しい。お絵かきが何倍も楽しくなる!
加工
投稿してから思い出しました。Photoshopに移した後、加工したんでした。
グロー効果+顔の周り消しゴム
統合したイラストのレイヤーを複製して、レベル補正でがーっと黒くしたものをぼかしガウスして上に乗せるグロー効果を使いますが、元が水彩塗りだと強くグロー効果かけると色が薄くなります。
アニメ塗りくらいはっきりしてればいいんですが。
あと、ワジは色彩の薄い顔周りなので、顔の周り、髪の毛あたりまでに消しゴムをかけてグロー効果をなくします。
そして、不透明度をかなり下げて、適当に書いてしまった服から視線をそらして顔に視線を集めるくらいのつもりでぼかし効果のほうに期待します。
★素材を適当に合成(右下)
Pixivフリー素材を右下に適当に合成しました。
完成品

まさかSAI風ブラシが配布終了しているとは思わなかった……!まじか……
厚塗りではなく水彩塗りだと、アナログ線画の時点で色も影の位置も想定して、主線の段階でふつくしく作っておくことが一番ですね……(慣れてる髪・顔の出来栄えと、どうなってんのまじで?ってなった服とのクオリティの差が……!)